
旭日山河
雲間から旭が差し、双瀑が相対する霧に洗われた谷で村が目覚め、湖畔の鹿と空を舞う鶴が呼応し、澄明で生命力に満ちた景となる。
設色山水で、緻密な皴擦に柔らかな彩色の滲みを重ね、岩は骨太く、樹叢は繁り、水勢は段を成して落ちる。横長の画面は左右の瀑と中央の静かな湖・台地の村で三分され、遠山は雲海に沈み、紅い日が現れて奥行きを明確にする。朝の靄、新緑、漂う小舟、歩む鹿と舞う白鶴が、穏やかで旺盛な気を湛えた晨景を調える。上部の行書題款と諸印が気韻を高め、画面と呼応する。
- カテゴリー
- 水墨画・山水
- 制作年
- 制作年 未確認
制作の過程

1. 下描き

2. 白描

3. 設色